旅行に思い出を添えることのできる名古屋の穴場スポットとは

旅行者27

名古屋に旅行しても観光するところなんてない、一昔前まではそのように言われていました。名古屋に住んでいる人ですら公言することだったのです。しかし今世紀に入り、JRツインタワーの完成に伴って名古屋駅がトレンディな場所として広く認知されるようになってから、名古屋を愛する人が劇的に増え、名古屋も観光地として生まれ変わるようになりました。

ここでは名古屋のB級穴場スポットを紹介します。

(日帰り名古屋旅行の際におすすめの遊び場所)

名古屋の絶叫系穴場スポット

ホテル34

名古屋で絶叫系を体験する、そんなことが可能なのでしょうか?名古屋地方での絶叫系といえば、ナガシマスパーランドが定説です。

しかし名古屋でどこにも負けない絶叫系の体験ができる穴場があるのです。しかもそれは名古屋の中心地、すなわち栄にある名古屋テレビ塔なのです。

テレビ塔と聞いただけで、なんだそれなら東京タワーなどのようにエレベーターで展望台へそのまま上がるだけではないか、ここのどこが絶叫系なんだといった声が聞こえそうです。ところが名古屋テレビ塔は外側の階段を登り降りして地上と展望台の間を行き来できるのです。

しかも階段は安全策があるとはいえ、金網一つで外は宙そのもの。その中を歩いていくのです。特に階段を降る場合には、足元を風が吹き抜けて、豆粒くらいの通行人の姿がさらに恐怖感を吹き付けるのです。テーマパークのアトラクションにはもう飽きてしまった、そんなあなたに是非おすすめなのが、この名古屋テレビ塔のスカイウォークと言われる階段なのです。


名古屋で体験できる南極への航行空間

名古屋で南極への航行体験ができる、そんなことがイメージできるでしょうか?

名古屋のどこかの設備で3DのCGを駆使したバーチャルな航行体験?いえいえそれは違います。南極への航行空間は、実物として存在するのです。名古屋港水族館のそばに、停留している南極観測船ふじの船内なのです。

実際に南極と日本を行き来したこの船では観測隊員がマネキンの姿となって長い航行の中で、どうすごしているかを物理的に覗くことができるのです。個室のベッドでくつろぐ姿、船内の床屋で散髪する姿、食堂の厨房で隊員のためにメニュー作りに勤しむ料理人の姿。

マネキンとはいえ、そこにあるのは実際に使われた船内なのです。

甲板にはふじと、昭和基地の間を往復するヘリコプターを間近で観察できます。日常生活とは異なる緊迫感を体験したい、そんなあなたにおすすめの空間です。

名古屋近くのリアル昭和体験穴場スポット

旅行者40

昭和の世界を体験できる、そんなことを聞いてあなたは、ただの展示スペースを思い浮かべないでしょうか?そうなんです。確かに展示スペースです。そこは名古屋近くの北名古屋市にある昭和日常博物館のことなんです。しかし中へ入ると、そこはただの展示スペースではないことがわかります。何が感じられるのか?

それは気合いなんです。これでもか、と言わんばかりの昭和のグッズや建物、家電製品、博物館にも匹敵する昭和の自動車やバイク。これらが所狭しと並んでいるんです。昭和博物館では、家にあったものを有志でかき集めたものなのです。

自動車もしかり、初代クラウンやセドリックなどが現役そのままのきれいな姿で拝めるのです。昭和生まれのあなた、高度経済成長を汗だくで過ごしたあなた、バブル時代を青春時代として謳歌していたあなた、そんなあなたには、昭和日常博物館は間違いなく、あなたの過去の思い出、今は隠された過去の躍動感に、懐かしすぎるほどの衝撃とともに心に突き刺さるのです。

入館してまず第一声、「懐かしい」の声があちこちで連呼されるのを目の当たりにするのです。

昭和は知らないけれど、おばあちゃん、お母さんからいろいろと聞かされて、どんなメルヘンな世界かなと知りたいあなた。昭和の臭いがぷんぷんとあなたの鼻に突き刺さりますよ。昭和日常博物館は駐車場も広く近代的な建物の中にあります。

21世紀にふさわしい外観の中にひと度足を踏み入れると、そこには強烈なタイムトリッパーたちがいるのです。そう、昭和を生き抜いたあなたたちそのものなのです。

知られざる名古屋のかつての迎賓館

名古屋の迎賓館と聞いてそんなところがあったのだろうかと思われるあなた、大丈夫です。名古屋に長年住む人たちでも知らない人が多かったのです。最近ニュースで取り上げられたことで初めて知った名古屋人も多かったのです。

それは楊輝荘と呼ばれる松坂屋初代社長の別荘だったところなんです。大正から昭和初期にかけて園遊会、観月会、茶会などがこの揚輝荘で開催され、皇族や家族、政治家や著名人などが集まっていた場所なのです。揚輝荘は北園と南園に分かれており、北園では曜日と時間及び人数限定のガイドによる無料ツアーがあります。

しかしこの無料のツアーが破格の待遇なのです。まずはツアー以外には自由に入ることができない伴華楼(ばんがろう)の中の応接間に通されるのです。応接間でガイドの説明を聞きながらゆったり座ってくつろぐあなたは、まさに大正、昭和初期のVIPに変身させられるのです。

ガイドのエスコートに従って尾張徳川家ゆかりの座敷を静かに歩き続けます。その座敷には飛鳥時代の宝石まで展示されています。松坂屋社長だからこそ、そして昔だからこそできた、個人の収集によるもので今は法律で禁じられているため、他では絶対に見ることができないものです。

南園には聴松閣(ちょうしょうかく)があり、入館料を払えば自由に入ることができます。特に圧巻なのが地下にある舞踏会場です。ここはセミナールームとしても借りることができます。揚輝荘に入ったとたん、そこはVIP空間であり、中にいるあなたには名古屋にいながらにして外国にいる雰囲気が醸し出されるのです。

ガラスのステージで奏でられる音楽の数々を堪能できる、花畑のスポット

名古屋港を北に望み、周囲を多種多様なフラワーで囲みながら、ガラスのステージ上で奏でられるバイオリンやハープの演奏を間近で堪能する。そんな場所とは、実は火力発電所の一部を整備して作られた自然風庭園の、名古屋港-ワイルドフラワーガーデン-ブルーボネットのことなのです。

園内に22ものガーデンが中に咲きあふれる花の匂いとともに観客を魅了します。真ん中に小川が流れ、かつての自然を思い起こさせるように、アメンボが水面を走っています。名古屋港の南側の海に面してガラス張りの開放的なサニーハウスと呼ばれる建物があり、館内にはグリーンギャラリーステージと呼ばれるガラス張りのステージがあります。

20人に満たないプライベートコンサートを思わせるゆったりとした空間に、ピアノやバイオリン、ジャズ、吹奏楽など豊富な種類のコンサートが繰り広げられ、見る人に安らぎを与えてくれるのです。大切な人との限られた時間を、花に囲まれた美しい空間で過ごすことができる隠れたスポットです。